2006年11月19日(日) |
「こんなものからこんな音が」という見た目と音のギャップへの驚きと、「演奏」する姿のそこはかとないおかしみ。まさに「目で見る音」というにふさわしい魔法のサウンドだ。 彼はまるで魔術師のようだ。いいかい、魔術師ってのはゼロから何かを生み出すもんじゃないんだ。普段ひとが聞き逃しているささやかな精霊たちの声に耳を澄まし、ありふれた物たちが持つ意外な可能性に目を見開かせてくれるんだ。-----とうじ魔とうじが教えてくれることはこうだ。ギターが弾けなくても、歌が歌えなくても、デッサンなんかできなくてもすばらしい音楽やアートは創れる。学校なんかで教わる知識じゃなく、みんなん中に眠ってる野生の知恵をつかえばね。 |
MCでは、とうじ魔氏がギターを捨て、何故ゆえに“糸”などを演奏するに至ったか、その経緯や過去の失敗談などを語ります。生で表現する意味への探求や発想、いつもよりちょっとアカデミックな雰囲気に。(そうでもない?)
|