2002.10 文殊の知恵熱 公演裏レポートvol.2 (更新2002.11.20)
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第2日目


リハーサル開始
松本氏の具合は少しだけ良くなったようだが、まだまだ病人の様子。しかし本番は明日。限られた時間で準備を進めていかなくてはならない。
本日はリハーサルをしつつ、それぞれの動きや道具の確認を細かくチェックしていく作業。全員、真剣な表情で打ち合わせをしているのだが、“金色仮面”“おさかな”“ふさふさ”などという言葉が飛び交っているのがなんとも可愛らしい。




真剣な表情の金色仮面

お魚で打ち合わせ

打ち合わせ中ブラックライト仮面
 
お魚のプロペラがどうしてもとうじ魔氏の帽子にひっかかる。同じ帽子で今まで何十回とやってきてたのに、何故だか今日はじめてひっかかったという。みんな不思議顔。「帽子が伸びたのでは?」「頭が伸びたのでは?」「今まで何十回もひっかからなかったことが偶然だったのでは?」と独自に原因究明をする村田氏。もちろん誰もが腑に落ちない。


ひっかかったままリハーサル

暗闇に光の輪をつくりだす“グルグル”の練習をスタッフ4人が始める。道具に慣れてきたところで、文殊メンバーが振り付けをしていく。果たして本番はうまくいくだろうか。

文殊の三人はおだやかで、真剣な中にも笑いが絶えない。そんな空気だからこそ初めてのスタッフでも萎縮せずに動くことができるのだろう。さほど大きなトラブルもなく、準備は着々と進行していく。


広島現地スタッフの、伊藤さん、寺島さん、平石さん。
東京からはKYOKA SHOWの幸枝さんも志願で参加
(もしや、とうじ魔氏からの修業命令か!?)


三人がこまかなアドバイスをする

今回の公演タイトルは「リボンの既視」。リボンが様々に形を変えて登場します。
ちなみに仕掛けが施されたいわくのこの箱は、東京からそのまま荷箱として配達されたそうだ。実際、配達ラベルもそのままで本番に使われ、また荷箱となって東京へ帰っていった。

 
中ちゃんにて
リハーサルを重ね、本日は終了。明日はいよいよ本番です。
本番を控えているが、やっぱり軽く飲まないと、とホテルのロビーで落ち合うとうじ魔氏、村田氏。
(ロビーでは、やはりイベントで広島に来ておられたプロトシアターの方々と再会するという嬉しいハプニングもあり)

“ロイヤル女子寮”(とうじ魔氏は看板を見るまで本当に女子寮だと思っていたが、風俗関係です)を目印に、向かうは鉄板焼き「中ちゃん」。
場末の屋台のような佇まいに無愛想なおやじさん。しかし驚くことに、鉄板の上で調理されるのは、ウニクレソンにアワビのソテーと、いずれも高級料理で、かつ絶品だった。


仕事が終わった文殊
残念ながらこの晩も松本氏はお一人で食事をし、倒れている


仕事中の岡本さん

仕事が終わった岡本さん
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